「ハラ生き道」

「からだの軸」が整えば、「じぶんの本質」につながれる。

「大切にしてほしい」人は自分を大切にできていない人。~「大切にする」とは~

「世界はともだち仮説」を採用しはじめてから、「大切にしてほしい」という気がめっきりなくなってしまった。

 

※参照:世界はともだち仮説

 

この説を採用しだしてから、「大切にしてほしい」がなくなり「大切にすることは愉しい」に変化した。

 

「大切にする」ということは道徳でも倫理でも命令でもなんでもない。

 

つまり「大切にすべき」という教えではない。

 

「大切にする」ことは、ただただ自分が「きもちいい」ことなんだ。

 

 

「大切にされたい」というときのぼくのアタマの中を覗いてみると、それは本質的に「大切にされたい」のではなく「チヤホヤされたい」だった。

 

 

「チヤホヤされたい」というのは、「ぼく」ではなくて、「ぼくの周辺」とか「ぼくの武器」を褒めてもらうこと。

 

 

つまり、成果がどうとか学歴がどうとか年収がどうとか乗ってる車がどうとか、そういうことを大切にすることを「チヤホヤする」と言う。

 

 

こころを素直に見ていくと、ぼくはそういうことを求めていたのだ。

 

 

 

そして「チヤホヤされたい人」というのは「チヤホヤする人」でもある。

 

他人の「本体」を見ないで、そういった表層ばかりを見る。

 

その人が出した結果、成果、実績などで人を判断する。

 

ぼくは、そういうこともやっていた。

 

 

なぜ、そういうことをやっていたかというと、本質的に自分を大切にできていなかったから。

 

「自分」というものを、成果とか実績で判断していた。

 

つまり、「成果・実績のない自分には価値がない」と思い込んでいた。

 

これを「自分を大切にしていない」と言う。

 

「自分の本体」を大切にできない。

 

「自分の本体」に価値を感じていない。

 

 

だから「他人の本体」にも価値がないと感じる。

 

だから「実績や結果」で判断するしかなくなる。

 

 

それが「世界はともだち仮説」を採用することにより、実績や成果に対するジャッジがなくなった。

 

 

相手の成果や結果なんて、どうもいいこと。

 

何にも関係のないことなんだと体感できた。

 

 

それよりなにより、目の前にいてくれて「大切にする」という「気持ちいい行為」を行わせてくれることに感謝すらしてしまう。

 

 

タクシーに乗ったら、駅まで送ってくれたことがありがたくて仕方ない。

 

お店なら、モノを売ってくれることが嬉しい。

 

 

この状態を作ってくれた「世界はともだち仮説」は、本当にスゴイと思う(笑)

 

自分で言うのもなんだけど。

 

だって、ホントにスゴイと思うんだもんww

 

 

だからもし

 

「自分なんて価値がない」

 

「自分はダメなやつ」

 

「自分なんていないほうがいい」

 

って思っちゃう人は、ぜひ「世界はともだち仮説」を採用してみてほしい。

 

 

これは、自分から「相手をともだち」と思うだけでなく、「相手も自分のことをともだちだと思ってくれている」という前提で行動することだ。

 

 

これは、あるタイプの人にとっては怖いことだろう。

(ハラ生き道でいう3番の人に相当する)

参照↓

 

けれども、その「怖いこと」をやっていく。

 

 

「相手もともだちだと思ってくれている」からお願いできる。

 

「相手もともだちだと思ってくれている」から迷惑をかけてもいい。

 

「相手もともだちだと思ってくれている」から悪口を言ってもいい。

 

 

とにかく「相手もともだちと思ってくれている」前提で、行動してみるんだ。

 

 

ときには泣きたいくらい怖いときもあるでしょう。

 

「ともだちを失うんじゃないだろうか」と怖くなるときもあるでしょう。

 

 

けれども、それは「やってみないと分からない」んだ。

 

失敗もあるでしょう。

 

後悔もあるでしょう。

 

不安もあるでしょう。

 

 

でも「やるしかない」んだ。

 

そこに向かいあっていかないかぎり、「じぶんの本体」に価値を感じることはできないんだよ。

 

 

逆に「ともだち」が増えてくれば、

 

「自分は生きていていいんだ」

 

「ここにいていいんだ」

 

ということが、体感でつかめるようになる。

 

 

それはさ、「のぼった人だけが見える景色」なんだ。

 

 

だいじょうぶ。

 

さあ、いこう。

 

おれもいるよ。

 

 

ハラとハートを開いて、向かいあってみよう。