なぜ「食べ過ぎる」とカラダが冷えるのか。~減食の効能~
ここ最近の体調不良を解消すべく「食事を減らす」ことをはじめました。
そうしたら、明らかにカラダが違う。
カンタンにいうと、体が軽く温かい。
それで「減食はスゴイ!」と思っていたのに、昨日の夜、食べ過ぎたwww
かなり気を付けていたつもりだったけれども、東京から戻り、家族と食べるのが久々だったから気がゆるんで、つい許容量オーバーしたようだ。
そうしたら、途端にカラダに出る。
まず感じたのは、背中のコリ。
ちょうど肩甲骨の間くらいが、重い、モゾモゾする、凝っている感じがする。
それから、体温を上げにくい感じ。冷え。
それで、あとからお腹をチェックしてみたら、右側が固くなっていた。
そこから身体の仕組みを考えてみたら
食べ過ぎる
↓
胃腸に負担がかかる
↓
お腹が縮んでくる、伸びが悪くなる→姿勢が崩れる
↓
背骨のセンタ―マッスルが働かなくなる→熱が発生しなくなる
↓
姿勢が崩れる
ということが起こっていると感じた。
そう、この「背骨のセンターマッスルが働かなくなる」のところがポイントです。
これね、感覚としては背中は「凝っている」と感じるの。
つまり「硬くなっている」感じがする。
でも実際は、「抜けてる」「ゆるんでる」「締まりがなくなっている」のです。
で、それが元になって外側の筋肉が固くなってくる。
っちゅうことはですよ、これは「もみほぐしても効果がない」っちゅうことです。
大切なのは、背骨のセンターマッスルを
「締める」「ちゃんと活動させる」「弾力を取り戻す」
ということなのです。
そして、センターマッスルがちゃんと動き出せば、熱が発生します。
それで結果的に温かくなるわけです。
温めると気持ちはよいのですが、対症療法になりがちです。
ぼくとしては、「熱を発生させる」ほうが、根本的な解決かと思いますね。
それで回復の順序というのは、
減食する
↓
胃腸が休まる
↓
お腹の状態が回復し、伸びや弾力を取り戻す
↓
背骨のセンターマッスルが「締まり」をとりもどす→姿勢が回復する
↓
熱が発生する
って感じなんです。
そうすると、回復のプロセスに「ゆるめる」がほとんどないことが分かりますね?
あえて言うなら「お腹の状態が回復し」のときに、お腹をゆるめてあげると回復が早いと思いますが、それも減食ありきですから。
そして、「無理やりもみほぐす」「無理やり姿勢を正す」というのが、不合理な対応だということも分かると思います。
それよりも「内側の筋肉の動かし方」を知ること。
そしたら減食後に回復するスピードが違います。
肩こりや腰痛が、なかなか改善しないという方。
ただ「固まっているから、ほぐせばいい」という考え方から、
「内側の筋肉が動いていないのかもしれない」というところから考えてみてください。
そしたら対応がぜんぜん違ってくると思います。
内側の筋肉「センターマッスル」を動かしてみたい方は参考にしてくださいね