胃がおかしいときに押すツボ ~ツボのウソとホントウ~
減食をはじめて、ずいぶん胃がラクになったものの、まだまだ本調子じゃないので、自らの身体を実験台にして、いろいろ研究してみたいと思う。
まずは、食べた後やたらげっぷが出たり、発疹が出たりするので、胃がおかしいのは分かる。
あと舌苔もボロボロになっていた。
しかし、さらに変なのは、「それでも食欲がある」ということ。
目の前に何か出されれば食べられる。
量はそれほど食えないが、美味しく食べられる。
脂っこいものでも、たとえば好物の味噌カツも、ぜんぜん美味しい。
けれども、そのあとがいけない。
胃が重かったり、げっぷが出たり、皮膚に出たりする。
それで「これは変だな」と思って調べてみると、どうやら東洋医学でいう「胃熱」という症状がぴったりきそうだ。
胃に熱がこもって胃酸過多。
この場合は、異常な食欲が出てしまうそうだ。
ほんで、この熱を下げるにはどうしたらいいねんと調べてみたところ、「内庭」というツボが効くと。
これは脚の人差し指と中指の付け根にあるらしい。
それで押してみると、痛い。
しかも左の足だけ。
そういえばちょっと前から、左足の人差し指と中指が硬い感じがしていたが、このせいだったかと合点がいった。
しかし、面白いことに右の「内庭」は痛くない。たぶんこっちには異常が出てないんだろう。
それから胃腸で有名な、足三里。
これは左が鈍い。押しても感じないような感じ。
それから胃腸ということで、ひじにある「腕の三里」も。
野口整体では「上肢第四調律点」と呼ばれる場所ですね。
それも押さえてみると、やはり痛い。左のみ。
そして「上肢第二調律点」、これは「合谷」と呼ばれる部分。
親指と人差し指の間の水かき部分。とくに人差し指側です。
これも痛い。左のみ。
ただ、面白いことに、足つぼや手のツボの本に書いてある「ここが胃腸」という場所はとくに痛くないのです。
というか、足つぼの反射区の位置など、本や資料によって違うんですね。
「ここは心臓のツボ」って書いてあるかと思いきや、ここは「鼻」って書いてあったり。
はっきり言ってムチャクチャです。
これに経絡図なんかを絡めたら、さらに混乱するだろうと思う。
だから、たぶんこういうのは知識でやるもんじゃないんですよね。
たぶんに感覚的なものが大きい。
それで身体をいろいろ触って検証していくしかないんだと思う。
ぼくの場合は、今回は胃袋系の異常で間違いないと思うので、減食とツボで対処してみたいと思う。
また、もともと慢性的に右のお腹(肝臓系)の硬さがあるので、そのあたりの付き合い方なんかも、徐々に研究してみたいと思う。
ちなみに、昨日ツボをヒーリングしてみたせいか、今日はまた少し咳が出ています。
この咳で、また背骨がゆるみそうな気がする。
また体調に変化が出てきたら報告しますね!