「やりたいことが分からない」人の傾向と対策。
「やりたいことが分からない」のは、現代に蔓延する病の一つなのかもしれない。
「やりたいことが分からない人」の特徴として、
「私のやりたいことは何だろう」
と”考えてしまう”ということがある。
けれども、「やりたいこと」というのは「ハラで感じる」ものであって、アタマで考えても、分かるものじゃないんだ。
考えれば考えるほど「やりたいこと」は遠ざかる。
「自分のやりたいこと」にアクセスするには、「感じる」センサーを磨いていくことが大事なんだ。
そのためにハラ生き道では、「からだ」の感覚というものを磨いていく。
そう、ぼくらの「からだ」は、「やりたいこと」にちゃんと反応してくれるんだ。
けれども、アタマで考える人は、その反応も小さいし、センサーも鈍感だ。
だから「やりたいことが分からない」となってしまう。
そしてまた考え込んでしまい、「やりたいことが分からない自分はダメだ」と責めてしまう。
その悪循環から抜け出すには、まず「からだをゆるめること」。
その方法は、ここに書いてるよ♪
それから、「直感にしたがう」という練習をしていくこと。
ピンときたら、パッと動く。
センサーを繊細にして、腰を軽くする。
「これは直感かな?」と考えない。
ボーっとしてみる。
フッとあがってきた「思い」を大切にする。
ビビッと「外から」やってきたインスピレーションを大切にする。
これは、練習するしかない。
「わかりませーん」
と泣き言を言わない。
「あなたの本体」は、いつでもあなたに語り掛けている。
「やりたいこと」をビンビン発信している。
そして、これがポイントなんだけど、「やりたいこと」という言葉の響きに騙されてはいけない。
「やりたいこと」と言っても「強烈な欲求」が来るわけではない。
そーじゃなくて、
「なんとなくの予感」とか
「できそう、やれそうな確信」
となって「やりたいこと」は現れてくる。
「強い欲求」よりは「こうなっていくんだろうな」みたいな淡い先の予想。
そして、その淡さの中にある、太い確信。
それがハラからのメッセージだ。
と言われても、それがつかめないうちは、「なんのこっちゃ」となってしまうだろう。
そこは、自分で試行錯誤していくしかない。
それで、自分で試行錯誤してもドン詰まってしまったら、人の手を借りたほうがいい。
信用できる人、大好きな人、質問のうまい人、本質を見てくれる人に相談する。
すると、意外にも「やりたいこと」を自分でつかんでいることが分かる。
ただ、それに気づいていなかったり、気づきたくなかったりするだけなことが多い。
いずれにせよ、「ハラからのエネルギー」は、「あなた」に気づいてもらえるのを今か今かと待っている。
そこにアクセスしたとき、あなたは「安心・安全・安住・安楽・安泰」というエゴの喜びとは違う、本質的な幸せを知ることになるだろう。