「ハラ生き道」

「からだの軸」が整えば、「じぶんの本質」につながれる。

人間関係の「キョリ感」で迷うあなた<=わたし>へ 

人間関係の「距離感」って、ほんとうに難しいよね。

 

相手と自分の「キョリ」って今、どれくらいなのか。

 

 

好かれていると思っていたら、それほど好かれていなかったり。

 

嫌われていると思いきや、意外に好かれていたり。

 

 

街で知り合いを見かける。

 

勇気をだして声をかけてみたら、思ったより話が弾まない。

 

逆に、話しかけられずに、あとから「〇〇にいたよね?」とかメールしてみると「えー、話しかけてよー」とか言われる。

 

 

 

メールの返事が遅いので嫌われたのかと思ってヘコんでいると、2日後くらいに以外に好意的なメールが来て逆に舞い上がってみたり。

 

 

相手のちょっとした仕草や行動が何年も気になっていて、数年後に勇気を振り絞って聞いてみたら、相手はまったく覚えていなかったり。

 

 

逆に、じぶんは全く覚えていないのに、相手をふかく傷つけていたり。

 

 

 

人間関係ってさ、「うまくいってないことのほうが多い」ような気さえしてくるのは、おれだけかな?

 

 

たぶん「人間関係が得意」って人はいないんだよ。

 

多かれ少なかれ、「誰かとのキョリ感」で悩んでいる。

 

 

上手に人波を泳いでいるようにみえるあの人も。

 

「人間関係の達人」なんて称されているあの人も。

 

 

みんなきっと、ギリギリのバランスのところを探して迷っているんだとぼくは思う。

 

すくなくともおぜっきーは人間関係のなかで

 

「うわー、これどうしよっかな」

 

と悩むことばかりだ。

 

 

 

だから「人間関係が苦手で」と悩むあなたに、ぼくはこう言いたい。

 

 

「みんな悩んでるんだよ」

 

「人間関係は悩むのが当然なんだ」

 

って。

 

 

ただ、もしその悩みがあまりにも苦しいのなら、ひとつの決断をしてしまってもよいと、ぼくは思う。

 

 

それが

 

「好きか嫌いか、わたしが決める」

 

ということ。

 

 

ぼくらが苦しいのは

 

「相手はどう思ってるんだろう」

 

「あの人はどう感じただろう?」

 

ということにフォーカスしてしまうとき。

 

 

なぜ苦しいかといえば、その答えは永久に分からないから。

 

 

もとより、「相手の気持ち」など分かるはずがない。

 

 

それを想像しようというのだから、そもそも焦点がズレているのだ。

 

だから「相手の気持ち」に意識が向いてしまうと苦しみが増大する。

 

 

じゃー、どうするのってときに

 

「好きか嫌いか、わたしが決める」

 

ということをやってしまう。

 

 

たとえばぼくは、子どもに好かれようが嫌われようが一切かまわない。

 

「パパ好き」と言われても

 

「パパ嫌い」と言われても、

 

まったく動じない。

 

 

それは

 

「子どもがどんな感情であろうと、絶対的に子どもが好き」

 

だからだ。

 

 

そう、「相対的」じゃなく「絶対的」になっているから、気がラクなんだ。

 

 

これが、天気のようにすぐ変わる子どもの感情に、いちいち左右されていてはたまらない。

 

 

「パパ好き!」

 

「えー、ホントー?じゃぁ、パパも好き!」

 

 

「パパきらい!」

 

「うわ!傷ついた! じゃー、パパも嫌い」

 

ってな親だったら、子どもも大変だ(笑)

 

 

もちろん親も、毎回こころを揺さぶられて疲れてしまう。

 

 

やはりここは「何があろうと好き」という「じぶん主体」の「絶対的な気持ち」があったほうがラクなんだ。

 

 

 

それでちょっと難しいけれども、この法則をオトナ同士の人間関係にも採用してしまう。

 

 

とくに「あの人はどう思っているだろう?」なんて悩んでしまった場合に

 

「まぁ、どう思われようと、俺は好き!」

 

というところにフォーカスしていれば、だいぶブレが少なくなる。

 

 

そうして「自分は今どう思ってる?」にフォーカスすることを続けていくと「こころの軸」ができてくる。

 

 

それを悩むたびに「よりどころ」にしていくと、徐々に悩むことも減っていくはずだ。

 

 

もちろん人間関係の悩みがなくなることはないと思うけれども、「悩みを愉しめる」レベルにまで昇華できれば、苦しみはなくなるだろう。

 

 

 

人間関係のキョリ感に迷うなら、まずは自分とのキョリ感を考える。

 

 

それがハラ生き道の基本なのです。