「ママ友パン問題」 ~ありのままは「使えない」お話~
LINE@で配信してみたら、すごく反応があったのでブログにも書きますね。
今日のテーマは「ママ友パン問題」。
順に説明していきます。
まず今日の対象の方というのは、
「ヒーリング、レイキ、タロット、占星術、月読み、ヨガ、アロマ、整体、リフレクソロジー、バーズ、SS、整体、リンパケア、カード、カラーなどを色々とチョコチョコかじった人」ね。
ほんで、それが「売れない」というお悩みをすごく聞くのです。
それがなぜかという話をします。
まず、あなたが「武器」として学んだツールというのは「素材」なのです。
これはカレーを作るときであれば、
「たまねぎ、にんじん、じゃがいも、カレー粉」
に当たるわけです。
で、カレー屋さんに入ってみたら、これらの素材が出てきたら驚きますね?
「おいおい、調理してから出してくれよ」
と。
素材は、調理してはじめて価値が出ます。
というか価値を「分かってもらえ」ます。
それが大事なわけです。
それで、今、習ったツールがブログなどのメニューに羅列してあるとします。
それは「カレー屋」の看板を掲げて、中に入ったら「素材」という状態なのです。
そしてもっと言うなら「カレー屋」の看板すら掲げていない。
「おいしいですよー」とだけ書いてある。
みんな怖くて入らない。
これはブログタイトルが「おぜっきーのワクワクライフ~ココロ・カラダ弾む」とかになってる状態ですね。
ぼくは、こういうのは「ありのまま」と「女性性優位」の弊害だと思っています。
「ありのまま」って社会的にほとんど価値がなくて。
「そのまんまのアタシで勝負」なんて、どだい無理な話ですよ。
もしそれがやりたいなら何もツールをを学ぶなって話で。
そもそもツールをちょこちょこ学んでる時点で「ありのまま」に価値がないって分かってるんだよね。
そんだったら、「商売のカタチ」も「ありのまま」じゃダメなんだよね。
ぼくのところに相談にいらっしゃる方は、
「ヒーリング、ものすごく好評なんですけどね、値上げしたら人が来なくて」とか
「すごく効いた、カラダが軽くなったって言われるんで自信はあるんですが」とか
「セッションは喜んでもらえるのですが、値段を上げられなくて」
という相談がとても多いのです。
んでね、これが、家で焼いたパンをママ友におすそ分けしたら
「美味しいー! お店出したらー?」
って持ち上げられてる状態と同じだよって話なんです。
それが「ママ友パン問題」。(2018年の流行語にしよう)
でもさ、友達もパンもらってマズイって言えないじゃない。
ほんでついつい無責任に「お店出したらー?」とか言っちゃうじゃない。
それで、お店出したら来ないのよねwwwww
そのママ友に悪気ないんだけどね。
整体でもリフレでもそうよ。
「めっちゃカラダ軽くなったー!」
「オープンしたら通うねー!」
って来ないよwww
来ても、ずっと「友達価格」。
そんなん友達じゃないわな。
ほいでまぁ上にあげたようにね
・看板も出してないから「何屋」か分からない
・勇気を出して入ってみたら、「素材」出てきた
・特に店を構えるなどのリスクを背負っていない
状態で
「お客さんが来なくて…」
って悩むのは
「家でパン焼いてママ友に好評だったから、どんどん口コミが広がって町中からお客さんが殺到すると思ってた」
くらいの勘違いなのよね。
違うんだよ。
お店を構えてるプロのパン屋さんでさえ、集客大変なんだよ。
だから新聞折り込みのチラシが入ってるでしょう?
それくらい大変なの。
つまり「家でパン焼いて、お客さん来ない…」って悩んでるうちは、まだ土俵にも立ってないの。
「私と話すと、みんなすごくラクになったって言ってくれるんです」
って、そりゃ話せば誰でもラクになるよ。
でも、そこから「仕事にする」には、すごい壁があるんだよ。
家で上手にパンを焼くのと、パン屋を開業するのは、ぜんぜん話が別。
「パン屋をはじめる!」って決める前から、ヘコんでる場合じゃないんだよ。
開業しちゃったら、もっと大変なんだから。
ちょっと辛辣に書いたけれども、こういう方は本当に多いので、いまブログを読んでいるあなたもショックを受けることはありません。
たぶん今、そういう人が1000万人くらいいます(笑)
その1000万人から抜け出して、トップ1万に入れば充分に食っていけます。
じゃぁ、そのためにはどうすればいいか。
それは「仕組みを作ること」なんだよ。
パン屋なら「お店を構える」ことだよね。
それでメニューを決める。金額を決める。
そして「友達だから安くパンを売って!」って言ってくる人と縁を切る(笑)
そして、上にあげたようなツールを使って仕事がしたいなら
「言語化すること」
が大切。
何が伝えたくて、何ができて、だれに貢献したいのか。
それを「言葉」で伝える。
「ニュアンスで分かってよ」っていうのは、子どもの考えですな。
きちんと「じぶんの軸」を言葉で分かっていること。
そして、お客さんに分かりやすく伝えること。
それがまず「スタート地点に立つ」ってことだと思うよ。
ほんでね、面白いことにヒーリング・リーディング能力が高ければ高いほど、この
「言語化」「仕組み化」
ができないのよね。
まれに、どっちも出来る人もいるけど99%、できない。
「言葉」「仕組み」「ビジネス」に苦手意識がある。
そういう人はね、もう得意な人に頼るしかないね。
じぶんで考え始めるとドツボにハマるから。
苦手分野は得意な人にお願いして、まずは土俵に立つ。
それをやっていけば1000万人のなかから、頭ひとつ飛び出ることができるんじゃないかな。
知らんけど。
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