「ハラ生き道」

「からだの軸」が整えば、「じぶんの本質」につながれる。

ハラ生き道ができるまで その14 ~タッピングを学ぶ~

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「気空術」の稽古に参加して衝撃を受けたのが2014年の1月。

 

そのころになると、整体施術をしていても

 

「やはり身体だけでなくココロにもアプローチしたい」

 

という思いが強くなり、心理療法、とりわけ家族療法とかシステムズアプローチとかブリーフセラピーの本をよく読んだ。

 

もちろん野口晴哉の心理指導、潜在意識教育の本も読みこみ研究した。

 

 

そんなときに、友人の「せっとちゃん」こと瀬戸山裕一さんが、「新しいことを始める」とFacebookに投稿していた。

 

それが「タッピング」という手法だった。

 

タッピングとは1970年代にアメリカで創始された「ツボをトントンと叩いて心身の問題を解決する方法」のことだ。

 

 

そのセミナーをやると。

 

 日程をチェックすると2014年3月1日。

 

ちょうど空いている。これは行くしかない。

 

たしか開催3日前くらいだったが、すぐさま申し込みセミナーを受けた。

 

そのときの同期の1人とは、とても仲良くなり、今でも親友だ。

 

 

 

タッピングの効果は絶大だった。

 

セミナーを受け、さっそく翌日から使い始めたが、びっくりするほどの効果が出た。

 

まだアンチョコを見ながらやるようなレベルのタッピングだったが、ぼくのセッションを受けて号泣する人が続出した。

 

その流れで、ただ整体だけをしていたときには話してくれなかったようなことを話してくれる人も増え、関係性も深まった。

 

 

またタッピングは、「相手の悩みを聞かなくとも解決できる」という特徴を持つので、クライアントさんの悩みを知らないままに解決してしまうこともあった。

 

「〇〇恐怖症」というものには、とくに顕著な効果を発揮して、30年来の高所恐怖症が2回のセッションで、ほぼ改善というケースもあった。

 

 

そこで、ぼくはタッピングを教える資格を取得した。

 

それが2014年3月29日。

 

そして、翌30日には次女が生まれた。

 

タッピングは2年間で60名くらいに教えることになった。(現在は「ハラ塾」にてタッピングを学ぶことができます。)

 

 

タッピングを学んで、「心にもアプローチできる!」という自信がついた。

 

それも、「ツボ」というボディからのアプローチなので、整体の施術とも親和性が高い。

 

そして、最たるはその即効性。

 

メンタルの専門家であった「せっとちゃん」が、

 

「これまで3か月以上かかっていた症状が15分で改善できるようになった」

 

と言っていたが、タッピングにはそういう凄さがあった。

 

 

「心理の素人」であったぼくでも、学んだ翌日から即効性のある施術ができた。

 

 

そして、さらによかったのは「筋肉をゆるめる」ことも効果が高かったことだ。

 

首に「胸鎖乳突筋」という筋肉があるが、それをゆるめるのがなかなか大変だった。

 

それがタッピングをすると、その筋肉が一瞬でフニャフニャになる。

 

胸鎖乳突筋は、心理と関係の深い筋肉なので、「ココロをゆるめる」ことで、その効果が出たのだ。

 

ただそののちに胸鎖乳突筋は、

 

「あー、ふだんから周りに気を遣ってらっしゃるんですね」

 

という一言で90%以上の人がゆるむということが分かってきた。

 

 

そうやって現場で研究を重ねながら、「身体と心理の関係」を肌で学んでいった。

 

 

そしてついに2014年4月、そういった知識と経験をひとまとめにできる理論と出会うことになるー。

 

 

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