「依存しちゃいけない病」に依存したりして。自立と甘えについての考察。
自立ってなんだろう。
依存ってなんだろうと考える。
自立と依存は、ほんとうに「反対の言葉」なのかな?
おれはね、「自立」ってのは、「依存を自覚する」ってことだと思うのよ。
「依存に気づく」
「甘えてることを認める」
なんて言い方もできるね。
おれらは、なにかに頼って生きてるよね。
そもそも、空気と地球の重力に頼ってる。
それがなかったら、すぐに破裂して終わりだ。
それからもちろん、食べ物を頼ってる。
他のいのちを食ってる。
そこから、家もクルマもお皿も箸も洗濯機もエアコンも服もえんぴつもスマホも水道もテレビもトイレも風呂もパソコンも椅子も、ついでに嫁さんも。
ぜんぶ「誰かが作ったもの」
ものすごい依存度だ。
依存度99.99999999%だ。
その事実に気づくのが「自立」
その事実を認めずに、「ひとりで生きてる気」になるのが依存なんだと思う。
言い方を変えると、
「自立とは、すでに甘えていると気づくこと」
「依存とは、甘えていないつもりのこと」
なんだと思う。
「すでに甘えている」と気づけば、そのあとは感謝しかない。
しかし「甘えていない」という意識があると、そこには不満しかない。
「1人では生きてる気」になることを傲慢と言い、「甘えていることに気づく」ことを謙虚と言う。
そして、ぼくらのボディは「謙虚」になると、フッとゆるむんだよね。
だからね、甘え下手の人は 「甘えよう」とするのではなく、
「もう甘えている部分」
にフォーカスするといいと思うよ。
そしたら、フォーカスした部分が大きくなるから。
つまり「甘え上手」になれるってこと。
そう、「甘え上手」ってのは「みとめ上手」であり、「ゆるし上手」なんだね。
ぜひぜひ、「今すでに甘えちゃってること」を探してみてねん🎵