この世から「差別」をなくす方法を見つけました。
こないだ、定期のクライアントさんの個人セッションをしました。
この方です。
すごいでしょ?
なんかスゴイでしょ?
しかも、名前は「きゃさりん」です。
いやー、ぶっ飛んでる。
カッコいい。
んでね、この「きゃさりん」さん、「アルビノ」という先天性の「障害」をお持ちなんです。
なので、キレイな金髪なのですね。
そして、視覚の「障害」があり、16pt以下の文字は見えないそうです。
ぼくの講座に参加されたときも、テキストを顔面にくっつけるようにしてご覧になっていました。
そんな「きゃさりん」さん、能力とか経歴とか資格とか、いろいろスゴイんですけどね、
何がいちばんスゴイって、
「困ったことがない」
ことなんです。
こういう人ってね、先天的にハラが据わってるんですよね。
んで、不思議なことに「じぶんのことを障害者と思っていない」そうです。
いやいや、目が見えにくくて大変なんじゃないの?
とはいえ、やっぱり困ことあるでしょ?
なんて僕は思うのですが、きゃさりんさんが目が見えにくて困ることは、たった一つだけだそうです。
それは
・・・
・・・
・・・
イケメンが見えないこと。
そこ?!wwwwwwwwww
そんなきゃさりんさん、もちろん「困ったこと」も「苦労」もないので、底抜けに明るいんです。
「目が見えないから、やってもらって当たり前だろ?!」とか
「健常者が〇〇すべきだ!」とか
などの権利を主張することもなく、淡々と生活されてます。
まぁアイドルでヒーラーなので、淡々じゃないかもだけど・・・www
ネガティブにならず、かといって美談にしたてあげられる「立派な障害者のがんばり」をするわけでもなく、
ワンコと戯れたり、コンサートにいってみたり、旅行してみたり、
ただ、「ふつうのアルビノ」として過ごしている。
それがスゴイことだと思うのです。
そこで、ぼくはセッションしながら思ったのです。
やっぱり苦労も困難も、じぶんで創り出しているんだ。
そう思ったら「そう」で、そう思わなかったら「そうじゃない」
ただ、それだけなんだ。
その考え方を、きゃさりんさんは地でいっています。
だからこそ彼女は
「この世界から差別をなくす気なんてない」
というのです。
もちろん「差別をなくせ!」という活動も、「差別撤廃」の運動や団体もすばらしい活動をされているかもしれません。
ただ、きゃさりんさんとしては
「差別なんてなくなるわけないじゃん」
だそうなんです。
「こんな真っ白で金髪で目が見えなくて、差別するなっていうほうが無理でしょ」
と。
でも、それがなげやりな感じではない。
これまた淡々と、ふつうにそういうことをおっしゃるわけですね。
なぜ、そんなことができるのか。
それは、ぼくが思うに、
「もうすでに、きゃさりんさんの世界のなかに【差別】がない」
のです。
だから彼女にとっては差別撤廃運動も、差別反対の抗議も要らないのです。
ぼくとしては、これがもっともハラ生き的な「差別をなくす方法」だと思うのです。
「この世界から差別をなくす」のではなく、「すでに差別のなくなった世界に住んでしまう」
これって最強の方法論だし、他のことにも応用が効きまくると思うのです。
この「差別」を「戦争」とか「痛み」とか「問題」とか、言い換えることもできますね。
そうやって
「世界からなくしたいものを、まず<じぶんの世界>からなくしてしまう」
これは、まさにハラ生きの真骨頂なのです。
きゃさりんさんが気になった人は、こちらからチェックしてみてくださいね~(^^)/