ゆるめ方を知らなかったら、死んでいたかもしれない。
おぜっきーは、人生のなかで、何度か自律神経を乱したことがあります。
まずは高2のとき。
なんか知らんけど、ごはんが食べられなくなって。
ごはんの時間までは元気なのに、食卓につくとノドがギュッと詰まる。
一口二口でやめてしまう。
そのときは、からだやこころの知識がなくて、
「精神科にいったほうがいいんだろうか」
なんて悩んでいたのを覚えている。
2回目は大学4年のとき。
就職活動、じぶんではそんなに負担とは思っていなかったんだけど、からだには負担だったんだろうね。
やたら学校に行くのがおっくうになってね。
それまで単位なんて一つも落としたことなかったのに、韓国語の単位を落としてしまった。
あとは電車内で吐き気がすることが多かったな。
このときは、すでに合気道にのめりこんでいたから、呼吸法なんかを少しは知っていたんだよね。
それで結構すくわれたんだ。
それから2008年ごろかな。書店員のとき。
茨城で一人暮らししていて。
そのときは、低血糖症っていうのかな?
トイレとかで、フーって血の気が引いて、たまに気を失いそうになったりしてたな。
夜、わけもなく不安になることもあった。
このときも、合気道の身体作りをよくやっていたんだけど、やり方が間違っていたんだろうね、からだがおかしくなることが結構あったんだよ。
からだがうまくコントロールできないから、すごく不安でね。
「いつか自殺して死んでしまうんじゃないか」
なんて恐怖を抱えていたのを覚えてる。
なんか、「病気にならずに生きていく自信」がなかったんだよね。
そんな俺が、いまや健康のことを伝えてるなんて不思議な話で。
いや、むしろそんな俺だからこそできるのかな。
わかんないけど、とにかくおぜっきーの場合、合気道がなかったらもう軽く死んでたと思う。
独り暮らしで発作的に不安になったとき、武道の本を読んだり動画を見たりすると、とても心が落ち着いたんだよね。
それで「ゆるめること」をやると楽になるのも分かってきた。
でも「ゆるめ方」を間違うと、やっぱりおかしくなってしまって。
そのときに「ハラ」があると大丈夫なんだってことも分かったんだ。
だからハラ生き道には、おぜっきーのすべてが詰まってるんだよね。
「ハラ生き道」に入ってるメソッドや考え方がなかったら、今ここにいないって本気で思うんだよ。
ハラ生きメソッドってのは、そういうものの集大成なんです