あなたの感情は、誰とも比べられない宝物。
感情を、誰かと比べちゃいけない。
感情は、そのまま感じてしまっていいんだ。
「いま、ここ」にある感情は、何ものにも比べられない宝物だ。
ぼくらは、誰かと比べてしまい、「いま、そのまんま感じていること」おざなりにしてしまったりする。
「私よりも、もっとツライひともいるから…」
「私も痛いけど、〇〇さんに比べたら大したことないから…」
「私よりも、ずっと大変な境遇の人もいるから…」
だから・・・なんなんだ。
じぶんよりも大変でつらい人がいるということが、じぶん自身の感情をおざなりにする理由になりはしない。
誰々がどう、とか〇〇さんがこう、とか他人の状況など関係ない。
「いま、あなたがそのまんま感じていること」には、換えられない価値がある。
いま、じぶんの感情をまるごと受け止められないのは、親の教育のせいだったりする。
「あなたよりも大変な人もいるのよ」
「〇〇ちゃんは、もっとつらいのよ」
「あなたの痛みなんて、私に比べたら大したことないのよ」
そうやって、「いま、ここにある感情・感覚」を大切にしてもらえないと、じぶんでも
「それを感じちゃいけないんだ」
「感じても仕方ないんだ」
「伝えても、もっと仕方ないんだ」
と心が内側にこもってしまう。
すると、内側の筋肉のはたらきが悪くなり、外側の筋肉が固くなってくる。
だから、肉体的に言えば、
「じぶんの感情をまるごと受け止めきれないのは、ハラ(内側の筋肉)が動いてないから」
と言うことができる。
逆に言えば、横隔膜などのハラの筋肉が動き出せば、ちゃんとじぶんの感情をまるごと受け止めることができるようになってくる。
そう、「感じる」ということは、誰とも何とも比べられない宝物なんだ。
それが痛みであれ、かなしみであれ、喜びであれ、「感じる」ということは美しい。
それは「からだが響く」ということでもある。
感情というのは、その「からだの響き」の色なんだ。
かなしみ色、くるしみ色、たのしさ色…
いろんな色がある。
それをまんべんなく、愉しむということ。
それがハラ生きだ。
そのためには、誰かに受け止めてもらえなかった感情を、じぶん自身で受け止めてあげる必要がある。
そのために大事なことは?
そう、「ハラを活性化すること」だ。
それにつきる。
ハラを活性化する方法は、無料で公開しているので、ぜひやってみてほしい。