あなたが巨乳なのはバレています。
はっきり言いましょう。
あなたが巨乳なのはバレています。
そっと大きめのセーターなんかで隠そうとしても、男子は知っています。
あなたの乳が、走るときハンパなく揺れることを。
寒い時期、そこはかとなく豊満なあなたは、
「きっと巨乳なのだろう」
という奇異と好奇の目で見られ、
夏場、
「ほぅら、やっぱりそうだった」
男子の期待を裏切らず、その豊かなふくらみをさらします。
だから、あなたがどれだけ隠そうとも、巨乳なのはバレているのです。
あなたが貧乳なのは、バレています。
どれだけ「寄せてあげる」下着を使ってみても、走って揺れないのなら、それはパットなのだと、男子は知っているのです。
「横向きに寝たときに少し膨らむのよ」と主張してみても、仰向けになったとたんゲームオーバーです。
「まないたにレーズン」と揶揄されて「いちおう小高い丘があるのよ」と言ってみても、それは男子にもあるのです。
人類誰しも胸筋と、そのうえに脂肪を持ち合わせているのですから。
だから、どれだけ主張しようと、あなたが貧乳なのはバレています。
あなたが賢い人だということは、バレています。
ふと使う言葉、言い回し、行動、計算の速さから、あなたが賢い人だということは、みんな知っています。
だからことさら難しい言葉を使ったり、できる人だとアピールしたり、有能さを前面に押し出したりしなくて大丈夫です。
あなたがどれだけバカをやったとしても
「あの賢い人が、あんなバカをやるなんて」と
好感度があがるだけです。
逆にアタマがよいことを主張すれば、
「もう知ってるのに、わざわざなんだ」
と嫌われてしまうかもしれません。
あなたが賢い人だということは、充分に知れ渡っています。
もしまだ知らない人がいたとしても、いずれあなたの賢さを知ることになるでしょう。
だから、のんびりと待てば良いのです。
あなたがアホであることは、バレています。
ふだんの言葉づかいや、会話のスピード、行動、モノの選び方…
そこからにじみでる天然さで、あなたがアホであることはバレています。
あなたが、マジメなことば、難しい言葉を使おうとしても、いつも間違っています。
そこで、さらにアホさが強調されて面白い感じになっています。
きちんとやろうとして、ほかの誰も想像できないようなミスを創造して、またテンパっている。
そんなアホさは、どうしても隠しようがありません。
あなたはどこかでアホであることを嫌い、アホから脱却し、賢くなろうと努力しているかもしれません。
しかし、断言しましょう。
それは徒労に終わります。
つまりムダです。
アタマの回転の速さは生まれつきのもので、改善されたりしません。
だから残念ながら、あなたはアホでいくしかないのです。
つまり、あなたはバレているのです。
巨乳であることも、貧乳であることも、ビビりであることも、虚勢を張っていることも、頭頂部がちょいちょいハゲていることも、お尻がデカいことも、
ぜーーーーーーんぶ、バレているのです。
ハゲを隠していたあなた!
「今まで隠してたんだけど、おれ実はハゲが進んでて…」
ってカミングをアウトしてみてください。
みんな言いますよ。
「いや、知ってるし」
って。
他人の観察力をナメちゃいけません。
みんな結構よく見てるんですよ。
でもね、他人のもっとスゴイ能力があるんです。
それが
「スルー力」
です。
つまり、あなたがハゲてることは知っている。
でもね、それ以上は興味ないんですよ。
「あー、ハゲだなぁ」
と気づいている。
でも、だから何?って感じ。
正直、どうでもいい。
しかしそれは逆に「認めている」っていうことです。
あなたがハゲだと認めている。
それは、「そのままでいい」ってことなんです。
このハゲを「巨乳」や「貧乳」、「賢い人」「アホ」「ビビり」なんかと置き換えて、じぶんに当てはめて考えてみてください。
あなたが「どう見られたい」とか「こうは見られたくない」って頑張ってみても、それは無駄な努力だよいうことなんです。
「じぶんは、ここがこう素晴らしいんだ!」
って、言わなくても知ってるよ♪
「わたしが〇〇だということは、隠しておこう」
って、隠してもバレてるよ。
だって、「才能」は、「にじみでちゃう」んだもん。
コーヒーフィルターでドリップするとき、手で押さえてもこぼれてくるでしょ?
ああやって、「あふれでてくる」のが才能なの。
だから「才能」は、「もうバレてる」の。
なのに、
「こんなの才能じゃない」とか
「こんな才能はイヤだ」とか
「あんな才能が欲しかった」とか
ワガママ言うんじゃありません。
そのワガママのせいで、からだがリキんでしまって、「じぶんの素晴らしさ」に気づけてないんでしょうがー。
もう、あきらめてくださいな。
だって「にじみでちゃう」んだもん。
そこにオッケー出すだけで、何もかもが違ってくるよ。
どうしてもオッケー出せない場合は、からだからアプローチも試してみてね♪