「役に立とう」って必死になるから、都合よく扱われちゃうんだよね。

いい加減、「役に立とう」って意識を捨てちゃってもいいかもよ？

「役に立ちたい」の、本質的な意味合いは

「役に立たなきゃ」

で、

それは「役に立たなきゃ、わたしは生きてる価値（意味）がない」

なんだよね。

それは誰に言われたのさー。

って、親だと思うけど。

でもさ。

実は言った親のせいじゃないよ。

それを信じた「自分」がいるんだよ。

もちろん、子どもは素直（バカともいう）だからね。

大好きな親のこと、盲目的に信じちゃうけどね。

だから被害者っちゃ被害者なんだけどさ。

言いたいことは分かるんだけど。

親っつっても、バカなもんでさ。

たとえばおれも、二児のパパなんだけど、いつも「うんこプリプリ～」とか歌ってるおバカさんでしょう。

まぁ、それくらいのおバカさんが言ってることですから、間違いも多いのでありますよ。

こないだも勘違いで長女に怒鳴っちまって、反省したのであります。（すぐに謝って抱きしめたヨ。それで仲直り！）

つまり、親と言えども間違えて、失敗して、すっ転んで、七転八倒している状態なのよ。（子どもいる人は分かると思うケド）

だから、「親に教えてもらったこと」って、ぜんぶ捨ててもいいんだよね。

だって、そもそも親に「子供に何かを教える」なんて能力ないよ。

二人の娘を見ながら思うけど、「教育」なんておこがましすぎて口にできないよ。

おれはさ、「親から教えてもらったこと」をぜんぶ捨てちゃって自由になることが、ほんとうの恩返しだと思う。

だからさ、

「役に立たなきゃ、私は生きてる価値がない」

なんてアホらしい思い込みは捨てちゃってもいいんじゃないかな。

あなたが「誰かの役に立ちたい」なんて思ってるうちは、あなたは誰かに「利用」される。

都合よく使われる。

そして、要らなくなったら捨てられる。

それは相手が鬼畜ってのもあるけど、ハラ的に言えば、こちら側のあり方に問題があったりするわけ。

つまり「役に立つことが価値」と思っているから、「用が終われば」捨てられる。

それは、当たり前の論理なんだ。

だからもう「役に立たなきゃ、いる意味ない」みたいな価値観を捨ててしまおう。

それよりかは

「わたしは、ここにいたいの？いたくないの？」を問う。

「ここにいて、ハラから心地よいの？嫌なの？」を問う。

それはたぶん、あなたが今まで「ワガママだ」と否定してきたあり方だと思うよ。

「自分の好き嫌いで決めるなんて自分勝手すぎる」と。

でもさー、人間って好き嫌いで決めてるんだよ。

ルールとかで縛れない存在なんだよ。

たとえば恋愛で、相手のことをどれだけ好きでもフラれちゃうこともあるんだよ。

それを「自分勝手だ」となじっても、むなしいだけでしょう？

みんな自分勝手なんだよー。

ワガママなんだよ。

役に立つかどうかじゃなくてさ、

「自分はこの人といて、心地いいのか」

っていうのを基準に考えたほうがラクだよね。

それに、相手主体じゃなくて自分主体で行動できるし。

そう、「役に立つかどうか」を判断基準にするのは、

「自分はこうしたい」

っていう意志表示から逃げてるだけのときもあるんだよね。

ハッキリ言って

「私は役に立っているかどうか？」

「ここにいる意義があるのか？」

なんて考えるだけムダだよ。

もっとシンプルに

「ここにいたいのか？いたくないのか？」

「好きなのか？嫌いなのか？」

「欲しいのか？欲しくないのか？」

を自分に問えばいい。

そうやって自分の「WANT」を、この世界に放っていく。

それが「生きる気持ちよさ」になっていくよ。

ワガママに。

自由に。

素直に。

「無欲」とか「謙虚」とか、忘れてさ。

「わたしは、これが欲しいのっ！」

って叫んでみてもいいと思うよ。