「知識」ばっかり詰まったアタマをブチ壊せ!
「知識」がちゃんと活かせるのは、ハラの据わった人だけなのだ。
ハラがひょろひょろの人が、「知識」を身に着ければ「上」ばかりが重くなって、さらにバランスを崩すんだ。
水墨画にハマっているおぜっきー。
いろいろ気になって、水墨画の本を10冊くらい買った。
そうすると、道具のそろえ方から、墨のすり方、調墨、筆の使い方、構成、作例まで、たっくさんの知識がアタマに入ってくる。
面白いのは、上手な絵を見ていると、
「自分も描ける気になってくる」
ことだ。
これが怖いのね。
人間の脳ってバカなのかな。
アクション映画を見たあとは、強くなった気がしてくるでしょ?
敵とか同時に5人くらい倒せる気がしてくるでしょ?
時代劇見たあとは、
「かたじけない」とか言っちゃうでしょ?
「もののけ姫」見たあとは、
「そなたは美しい」って妻に言っちゃうでしょ?
そんな感じで、
「実際はできもしないのに、できる気になる」
っていう現象がある。
合気道なんかもそうね。
型稽古しかしてないくせに「強い気になってる人」がたくさんいる。
それでいて格闘技をバカにしていたりして。
で、戦って瞬殺されるというwww
そいで、今回、またそこにハマったのよ。
水墨画の本をたくさん読んでたら、だいぶ概要が見えてきたのね。
「こーゆーのはこう描けばいいのかぁ」とか
「わぁ、こんな表現があるんだー」とか
感心しているうちに、だんだん自分も描ける気になってくるんだよね。
それで実際に描いてみたら、そりゃもちろん描けないわけですよ。
なんなら知識がなかったときのほうが、自然で味のある絵になっていたりして。
それはたとえば”ビースト”ボブサップが、格闘技の「型」を覚えたとたんに弱くなったように。
「知識」で縮こまってしまって、「野生」が失われる。
そんなケースはたくさんある。
とくにハラの据わっていない人は、いつでも「知識」に振り回される。
でもさ、水泳の本を1年間 読み込んだ人と、実際に30日 水泳を練習した人では、絶対に「実際に練習した人」が勝つんだよ。
そいで、「練習する」ってどういうことかって言ったら「失敗する」ってことなんだ。
何度も何度も失敗するうちに、「うまくいくやり方」が身につく。
おれね、水墨画はじめてFacebookにアップしたら、思った以上に褒めてともらえたんだ。
「上手ですね!」
「線に迷いがないですね!」
って、そりゃそうだよ。
うまく描けたのだけ載せてるんだからwww
でも、その何倍も失敗しているわけです。
失敗が多ければ多いほど、成功も出てくる。
↑割とうまくいった海と島。
まあ確率論だよね。
失敗が増えれば成功も増える。
それで、「ハラ生き」も同じなんだよね。
「ハラ生きってこうかー」
という知識が増えれば増えるほど混乱したりする。
だから「ハラ生き道」というのは「実践の道」なんだよね。
なんでもいいから、とりあえずやってみる。
これなら有料レベルの情報を無料で配信してるんで、「まずやってみる」ならコレがオススメかな。