家族と過ごす時間がどうしても苦痛でした。
マイファミリーです。(ちょっと時季外れだけどw)
日本語にすると「ぼくの家族」です。
とっても愛しくて大切な存在です。
家族といると、癒されます。
おでかけすると愉しくなります。
そんな僕ですが、以前は、家族と過ごすのが苦痛でした。
お休みの日が嫌いでした。
長期休みなんてとんでもないという感じで、開業の翌年は1月2日から営業していました。
「クライアントさんのために」
と。
仕事をしていると、気持ちがホッとしました。
「勉強」していると、どこか安心できました。
読書していると「置いていかれそう」な不安から解放されることができました。
5年ほどまえは、自分のなかにある
「不安」や
「自己否定」
に気づいていませんでした。
だからいつでも
「何かをしなきゃ」
と焦っていました。
そして、
「休んだり」
「のんびりしたり」
「家族と楽しんだり」
ひいては
「幸せであること」
に罪悪感さえ感じていました。
「向上心のかたまり」で、成長しなきゃ、成長しなきゃと、「いまの自分」を否定ばかりしていました。
無理にでもたくさんの仕事を作って、いつでも
「時間がない」
と愚痴を言っていました。
「ゆったりと家族で楽しむ」ことは、ぼくの不安を浮き彫りにするので、苦痛だったのです。
それが2014年から「ハラ生きにシフト」してきて、徐々に変わってきました。
まず、休めるようになった。
2年前の引っ越しのときでさえ2日しか休まなかったのに、今回の年末年始は10日も休むことができた。
そして、時間が出来た。
以前は、「忙しい毎日」のほうが価値があると思っていました。
けれども、いまは「のんびりする時間」も同じ価値なのだと感じられます。
そして今は
ブログやメルマガ、LINE@を書きたいときに書き、新しい趣味まではじめる時間ができました。
↑趣味の水墨画。
すると不思議なことに、また自分に対する肯定感、安心感が高まってくるのです。
「何もしていない」
「何もできない」
そんな自分にも充分、価値があるのだと、かなり腑に落ちてきました(完璧じゃないですが)
ハラ生きにシフトするというのは、自分の実感としては、
「ゆったりとした時の流れを実感する」
ということです。
この「ゆったり」の中にこそ「豊かさ」があるように感じます。
いろいろ仕事はたまっているものの、どこかしらに「ゆったり」が流れている。
すると、不思議なことに、まぁまぁ色んなことが流れていくのです。
そして、仕事も趣味も家族との時間もすべて価値があると感じる。
こういう「豊かさ」がハラ生きのいちばんのウリな気がします。
こんな自分の経験を、せっかくなのでお伝えできたらと思っています。
http://seitai-in-ku.com/oki-session.html