ストレスは「おなか」で分かります。表情はごまかせても、お腹はごまかせません。
今日は「お腹の話」をします。
「おなか」って本当に面白いんですね。
カラダのゆがみもココロのゆがみも、内臓の疲れも全部でます。
とくにストレスがたまっているお腹は一発で分かります。
お腹のカンタンなチェック方法をお教えします。
まず良いお腹は、上の方(みぞおちや季肋部のあたり)が柔らかいです。
そして押しても痛くない。
そして、おへその下が弾力があって充実しています。
こういうときは精神状態も良好、カラダの姿勢もよいです。
逆にシンドイときはみぞおちが硬くなります。
これは頭の疲れ、いわゆるストレスですね。
そしておへその下がヘコヘコになってしまって、力を入れようとしても入らない。
これは気力・体力ともに疲れている状態です。
割とマジメで「いい人」は、この状態になっていることが多いですね。
そう「いい人」のカラダって、ほとんど悪いんですよね。
皮肉なもんですよね。
「いい人」って「評判がいい人」とか「体裁がいい人」とか「どうでもいい人」とか、いろいろな意味があると思います。
しかし、いずれにせよ、ずっとニコニコしている人が多い気がしますね。
ただ、人間ですから怒りたいときもあるじゃないですか。
そんなときまでニコニコしていたら、カラダが被害を受けますよ。
「私さえガマンすれば、この場は丸くおさまる」
って、ちょっと聞くと、なんか人格者みたく聞こえるんですが、本当は心の奥に
「私は間違っていないけどね」
っていう頑固さを持っているんですよ。
「私は正しい。正しいけれども、この場では言わない。私はオトナですから」
っていうのが「私さえガマンすれば」なんです。
ガマンすることは、偉いことでもなんでもありません。
単なる正義の意識、被害者意識、傲慢な意識があるだけです。
だから仏教でも「我慢」をいましめているんですね。
今までは「ガマンは美徳」でした。
しかし、これからは時代がコペルニクス的に転回し、
「ガマンは恥ずかしい」
という時代になります。
「自分が正しい!」がなくなればガマンはなくなりますよね。
ガマンの反対語は、勇気と覚悟です。
勇気を振り絞り、覚悟を決めるにはハラを活性化することが必要です。
このやり方でハラを活性化することができます。