ハラ的な料金設定について
個人事業でもなんでも、自分でやっている人は、そのサービスの料金設定に迷うらしい。
ということで、今日は「ハラ的な料金設定」について書いてみたいと思います。
そのためには、この「ハラ・マトリクス」を理解する必要があるので、まずこれを読みましょう。
読みましたか?
そしたら、カラダの力を抜いて、心を鎮めていきます。
呼吸をゆっくりにしていきます。
心身の波風が立たない状態にしていきます。
そして静寂のなかで、お腹に手をおいて、たずねます。
「私の〇〇のサービスの適正金額はいくらですか?」と。
この質問は、決まっているものではないので、自分流にアレンジしても構いません。
「いくらで提供するとワクワクしますか?」とか
シンプルに
「いくらにしたらいいですか?」
という聞き方でも構いません。
大切なのは「静寂」のなかで尋ねるということ。
いま、多くの人が「静寂」を忘れています。
都会などは、邪念などの「雑音」であふれています。
だから、皆、自分の欲しいものも、やりたいことも分からない。
「雑音」におどらされ、「世間」という価値観を生きています。
まずはそこから抜け出すということ。
「雑音」のないクリアな状態を思い出す。
そこで「答え」を得るわけです。
誰かに聞くでもない。
教科書に書いてあるでもない。
自分の奥の奥から、答えを引き出してくる。
で、そこで聞こえた(もしくは見えた)料金に設定してもいいのですが、現実的には、さらに工夫をすると面白くなります。
このマトリクス、あなたは何番でしたか?
2と3が半々という人は「仕事をしているときは」という条件を設定すると、だいたいどちらかに偏るでしょう。
それで、2番の人というのは、だいたいが自信過剰で、過大評価になっています。
なので、ハラでピンときた値段から若干さげて、
「こりゃ安すぎるな~」
と思うくらいで提供するとちょうどよいです。
すると「こりゃ安すぎるな~」という潜在意識が共鳴して、お客さんも「こりゃ安すぎるな~」と感じてくれます。
対して3番の人というのは、だいたいが過小評価になっています。自己卑下しすぎな人が多い。
だから、がんばって、勇気をもって、ピンときた値段より、すこし上げるといいです。
もともと3番の方のサービスというのは、「気」とか「念」がこもっていて、非常に丁寧な仕上がりになっている。
けれども、料金設定が安すぎて、その真価が伝わってないのです。
すごい手間暇かけて作った小物なんかも、「一般人」が見て値段が安いと、「これは安い素材で作ったんだろう」なんて誤解されてしまいます。
他にもヒーリングや整体なんかでも、「お金をきちんと払ったほうが効果が出る」という側面があるんですね。
だから、ちゃんと適正金額を取ってあげないとお客さんを損させてしまう。
「いいもの買ったんだ」
「いい施術を受けたんだ」
という気分を売るのも仕事のひとつなのです。
というわけで、自分のタイプを知ったうえで「静寂」にアクセスして、ピンとくる値段を設定してみてくださいね。
きっと自分もお客さんも喜ぶ価格が決まると思いますよ♪
あ、なかなか静寂にアクセスできない人は、これ読んでみてくださいね。
呼吸法のことなんかも、すこし書いてます。