【セミナー】たかがキャンセルに、いちいち動揺しない方法~1割はクソの法則~
セミナー業をやっていますと、どうしても「キャンセル」ということを意識しないわけにはいきません。
申し込みをしてきたものの、入金がない。
連絡しても、連絡がつかない。
なんの連絡もなしに来ない。
まぁ、こういうことが「日常茶飯事」として起こるわけです。
けれども、こういうことを「非常事態」とみなす人もいる。
そうすると、感情がブレますわな。
そして、その消化しきれなかった感情のブレを、ブログに書いてスッキリしている人もいます。
「人間として非常識」とか
「社会人としてありえない」とか
批判しておいて、自分が正しいのだということを主張しているのも見かけますネ。
(そりゃぁ、そういう書き方をすれば共感者も生まれるでしょう)
それはそれで好きにやればいいと思うんですけれども、ぼくとしては、いちいちキャンセルごときで動揺するのが面倒くさいんですな。
無断キャンセルするような人のために心を使いたくない。
というわけで考えたのが「はじめからキャンセルを想定しておく」ということです。
だいたい当日支払いのイベントは、1割くらい連絡もなしに来ません。
だからこないだもそうでしたが、20名の定員であれば22名強は集めておく。
そしたら案の定、2名ほど連絡もなしに来ませんでした。
でもそれは「想定内」ですから、なんの感情も動きません。
「ほらね」
という感じです。
だから、こちらからも連絡しないし、完全に無視するカタチですね。
そういうことをやってきて分かってきたのは、
「まぁ、だいたい人間1割くらいはクソなんだ」
ということです。
と、すこし過激に書いてみましたが、人間10人と知り合ったとしたら、うち一人とは「絶対的に分かりあえない」ということです。
これを覚えておくと、けっこうラクなんですよね。
つまり10人と知り合って2人だけ分かり合えて、残りの8人が「まったく理解できない」のなら、まだあなたの中の「思い込み」がたくさんあるということです。
10人と知り合って、7人と分かり合えて、3人が「まったく理解不能」だとすれば、あと2人ぶん、自分の「ブロック」を外す余地があるということです。
そして10人と知り合って、9名と分かり合えて、1人がまったく分からんとなれば、まぁそれは無理して理解する相手ではない。
9割は「袖振り合うも他生の縁(なんか縁がある)」だけれども、1割は「縁なき衆生は度し難し(さすがに縁がないやつはムーリー)」ということです。
そして、これはどういうことかというと、
「人間、自分のことでもラスト10%の部分は、理解しきれない」
ということなのです。
どうあがいても、ぼくらには10%の未知の部分がある。
どうなっているか分からない部分がある。
だからこそ、どうがんばっても理解できない人が10%は居るということです。
だから、実際には「クソな人」が人間の1割いるんじゃなく、自分の中のクソ部分をどうしても見つけられない、ということです。
そして、ここはいさぎよくあきらめる。
それよりも、ある程度分かりあえる人と、さらに深く分かり合っていく。
そのほうが有意義なのかなぁと僕は思うわけです。
だから、もしあなたが「すげーイヤなやつ」にあったら、こう考えてみてください。
「あ、こいつは絶対に分かり合えない1割なのではないか」と。
そういうときは、「これは仕方ない」とあきらめます。
そして毎日、毎日「すげーイヤなやつ」にばかり遭遇するのなら、こう考えてみてください。
「あ、もしかしたら、私がイヤなやつなのかも」とwww
そんなに「すげーイヤなやつ」っていないですからね。
あくまで全体の1割です。
おぜっきー独自の見解ですが、ぜひこの数字を参考にしてみてくださいね♪
それでは。