「近道をしないこと」が自信をつけるための近道だ。
なんか最近は「自信」というキーワードが、よく浮かぶのでまた書いてみよう。
前回の記事で「自信をつける」には、「結果が気にならないくらいまでやり切る」ことが大切だと書いた。
そうしたら、そのあと「あ、他にもあるな」ということに気が付いた。
それが
「数をこなす」
なんです。
これね、すごい大事でね、たとえば「質を高める」にしても、けっきょく数をこなさないと質なんか高まらないんだよね。
これ、やらないで「自信つける」ったって無理でしょうって、ぼくは思うわけです。
たとえばおぜっきーの場合だと、整体院を開業するまでに、1年半の修行時代にのべ3067人に施術したんだよね。
で、そのときに、5回の施術で正座ができるようになったとか、病院にいっても良くならなかった方がラクになったり、難病の方の痛みを和らげたりってことをしてきたわけです。
かつ、1年半で、何枚も何枚もチラシを作ったのさ。
それで触ったこともなかったillustratorを使いこなせるようになった。
おかげでHPもチラシも、バナーも、ぜんぶ自分で作れるようになった。
つまり、施術も経営も、とにかく「数をこなし」てきたのです。
はじめは施術だってギクシャクしてたし、問診もしどろもどろだったし、それはもうヒドイものだった。
チラシ作りもぜんぜんダメで、先輩にダメ出しされながら、夜中まで作り直したりしてた。
でも、面白いもんで、そういうのも数をこなすうちにできるようになってくるんだよね。
ハラ活性化ワークだってそう。
このカンタンそうなワークが完成するまでに12年以上かかってるんです。
それまでに、何度も何度も何度も何度も、試行錯誤しているんです。
だから自分のワークには絶対の自信があるんだよね。
それだけのものが詰まってるから。
それがさ、昨日今日はじめたんだったら自信なんかあるわけないよ。
数をこなしてきたから、だんだんと自信がついたきた。
それが、ほんの数回しかやったことないのに自信があるんだったら、それはちょっとおかしいんだ。
張り子のトラのごとく自信があるふりをしたって、その化けの皮は、遅かれ早かれはがれてしまう。
だからけっきょくのところ、
「近道をしないこと」
がいちばんの近道なんだよね。
それを「地道」と言います。
活動が派手であれ地味であれ、その裏にはかならず地道な継続が必要なわけです。
たしかに努力しなくとも、なにかの偶然で、一夜にしてスターになることもあるかもしれない。
けれど、その栄光はきっと長続きしないよね。
ぼくは努力という言葉はあまり好きじゃないけど、「続ける」ってことは大事だと思うよ。
ちなみに文章は日記をふくめると20年くらい書いてます。
ブログ歴は10年以上。
だから、こういう活動ができるわけです。
一発逆転ホームランなんてないよ。
一歩ずつ、丁寧に歩いていくだけなんだ。
それが、ハラ生き。