「迷惑かけないように」じゃなくて、迷惑かけてから謝ればいいんだよね。
「~しないようにしよう」という意識によって、人はかなり縮こまってしまう。
「間違えないようにしよう」
「失敗しないようにしよう」
「迷惑をかけないようにしよう」
これが、小さくまとまってしまう「縮こまり3原則」である。
「間違えないようにしよう」というのは、絶対に間違える生物である人間の自然から外れている。
「失敗しないようにしよう」というのは、「何かやってみたい」という自然な欲求から外れている。
「迷惑をかけないようにしよう」というのは、すでに迷惑をかけている自分を忘れている。
つまり
「間違えないように」「失敗しないように」「迷惑をかけないように」と意図することじたいが間違いであり、失敗であり、迷惑なのだ。
そして、その意識によってカラダに発生した「縮こまり」が、さらなる「間違い」や「失敗」や「迷惑」を引き起こす。
これを「縮こまりの二次災害」と言い、この三次災害、四次災害が起こってくることを「縮こまりスパイラル」と呼ぶ。
いま、そんな悪循環にハマっている人はいないだろうか?
もし、そんな人がいれば、ぜひカラダに目を向けてみてほしい。
あなたの肩は縮こまり、「肩身がせまい」状態になっているだろう。
あなたのハラは収縮し、「腹が立つ」状態になっているだろう。
あなたのアタマは固まって、「アタマが固い」ガンコ状態になっているだろう。
そんな状態から抜け出すにはどうすればいいか。
それは、カラダをゆるめることだ。
そして、腹を立てず、腰とチンコをたてることだ。
それから、「わきの甘い人」になることだ。
すると、どうなるか。
あなたは、どんどん失敗するようになるだろう。
もっともっとミスを犯すようになるだろう。
そして間違いが増え、多大な迷惑をかけるだろう。
そうしたら、そこが正念場である。
笑顔で、
「ごめんね、またやっちゃった。えへ」
と謝る。
それができた瞬間、間違える自分、失敗する自分、迷惑をかける自分をゆるすことができる。
そんなダメダメな自分でもいいんだと思えるようになる。
なぜなら、「自分を責めることなく謝る」というのは、自己肯定感が高いからこそできることなのだ。
カラダとココロの内側で自分を責めているうちは、けして過ちを認めることができない。
本で読んだりカウンセラーに聞いたりして、「あなたは間違ってない」を勝手に解釈して、
「わたしは間違ってない!」
とかたくなに主張する。
しかし、その強烈な主張は「わたしは間違っているかもしれない」という不安から来ているのだ。
けれども本質的に「じぶん」というものを認めだすと、「間違っててもいいんじゃないかな」とゆるんでくる。
そしたら、「(正しいとか間違ってるとかどうでもいいけど)嫌な気分にさせたんなら謝るね。ごめんねぇ」という感じで、謝ることができる。
さぁ、今日この瞬間からハラをくくって間違えよう。
どんどんどんどん失敗しよう。
そして笑われて恥をかこう。
失敗して、迷惑をかけよう。
間違えて、失敗して、迷惑かけたら、そのときに対処法を考えればいいんだ。
ただ、どうせ答えは「明るく謝る」しか残ってないwww
ハラ生きが目指す社会ってのは「失敗と間違い」に寛容な社会だ。
みんなが迷惑をかけあい、「テメ、またかよ。ふざけんなよww」と言いながら笑い合える社会だ。
自分のミスをゆるすことができれば、他人のミスもゆるすことができる。
そこに「カバーしあう」という環境が生まれ、エネルギーが循環する。
そう、あなたは「失敗し、間違いを犯し、迷惑をかける」ことで、社会に「カバーさせ」「フォローさせ」「助け合う」というエネルギーを生み出すのだ。
そこでは「きちんとしない」という、ゆるやかなエネルギーが流れている。
さぁ、まだ「正しくて」「ミスのない」「自己完結する」オナニー型の生き方を続けますか?
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