アタマで生きる人は、いつでも「時間がなく、忙しい」件。~不足意識について~
「時間がない!」
「忙しい!」
「そんなことしてるヒマはない!」
以前に、ぼくがよく言っていたセリフです。
けれども、最近は「時間があまってどうしよう」という感覚になっています。
こないだ、持っていた本をほぼ全部、売ってしまいました。
そうやって、「要らなくなったもの」を捨てていくなかで、ひとつ面白いことに気がつきました。
それは「やたらと時間が増えたなぁ」ということです。
それまでは、なんだかすごく時間が足りない気がしていたのです。
たいだい、いつも焦っていて、
「勉強しなきゃ」
「仕事しなきゃ」
と生き急いでいました。
それで、焦りを解消するために戦略とか立てるんですね。
作戦っていうのかな。
「これをこうして、ああして・・・」みたいな。
割と、そういうの好きなんですよね。
いまおもうと「一時的な安心」のためにやっていたんですがね。
でも戦略立てると、「やるべきこと」がどんどん増えてくるんです。
WEBのあれやって、資料作って、バナー作って、集客して…。って感じで。
そうすると、どんどん気が荒れてくるんですね。
荒んでくる。
そうすると、「いまを感じるこころ」がなくなります。
つまり「忙しい」という状態です。
そんな状態で、「本」を棄てた。
つまり、ぼくにとっての「仕事と勉強」を捨ててみたのです。
そうしたら、いきなりどっぷり時間ができた。
実際に使える時間は増えたわけじゃない。
むしろ減っているかもしれない。
なのになんだか気持ちに余裕があるんです。
これは、非常に不思議な現象です。
そこで気がつきました。
「時間がないんじゃなくて、心の余裕がなかったんだなぁ」と。
そう、ヒトの「不足意識」というのは、ほんとうに恐ろしい。
知らぬ間に、ぼくらの心を侵食してくる。
実際に、何かが足りないわけじゃないんだ。
お金も、時間も、愛情も。
けれども「不足意識」っていう色メガネで世界を観たら、どうがんばっても「足りない」ように見えちゃうんだね。
だから今、
「お金がない」
「時間がない」
「愛がない」
ってボヤいてる人は、「アタマ意識」になっちゃってるんだね。
「それ」はきっと足りている。
不足しているように感じるのは、基本的には「勘違い」なんだ。
その勘違いに気づくには、「これがなきゃダメ!」って思ってるものを捨ててみるしかない。
捨てるのは怖くて怖くて怖いけど、捨ててみるしか「いま、ここにあるんだ」ってことには気づけないんだね。
捨ててこそ、「そこにある」って気づけるのは、なんとも不思議な話だね。
やらなくてもいいことをやり、欲しくもないものを欲しがり、「ある」ものを見ようとせず、「ない」ことにすると、
「不足意識」
がどんどん肥大化してきます。
それを「ハラ」で捉えていく。
ハラから見ていくと、「もう全部そろってるんだ」というふうに見える。
これを「ハラ見た=ハラ満た」と言います。
この状態になると、なんでもうまくいく。
っていうか、「すべてがうまくっている」ことに気がつく。
で、この状態に持っていくのにいろんな方法があるけれども、おぜっきーの場合は、「カラダの内側を動かす」ことで、「ハラ満た」の状態に導いていきます。
カラダの内側の動かし方に興味ある人は、これを読んでみてね。