人は「支え」を失ってはじめて、「本来のチカラ」を発揮することができる。
ぼくらのアタマは「支え」を欲しがる。
それは「安心」を欲しているからだ。
どこかに「支え」があると安心できる、そう信じている。
けれども実は、ぼくらの「本来のチカラ」というのは、支えを失ったときにはじめて発揮されるのだ。
この動画を見てみてほしい。
こんな動画に見られるチカラこそが、「支えのないチカラ」なのだ。
これはセンターマッスルの最新技法♪
おぜっきーの身体のなかに、なるべく「支点」を作らないようにする。
なぜなら、どこかに支点を作ると、カラダの外側のアウターマッスルが緊張してしまいワークが失敗してしまう。
だから、身体中の支点をなるべくなくして、タコのようにやわらかいままで触れると、相手は崩れてくれる。
そんなワークをやるのがこのセミナーだ。宣伝www
身体のなかに支点を作らないようにするためには、「不安な状態を愉しむこと」がポイントとなる。
ぼくらは重心が崩れたり、倒れたりするのが怖くて、たとえば足を踏ん張ってしまう。
そうすると、すぐに足裏に「支点」ができてしまうのだ。
するとアタマは「倒れない」から安心するが、「ハラ」は動かなくなってしまう。
ハラの大好物は「不安定」。
つねに揺れ動いている。
つねに留まらない。
そんな不安定さこそが、ハラの真骨頂なのだ。
だからハラを発揮するためには、「不安定」のなかに身を置き、その「ゆらぎ」を愉しむ心持ちが必要になる。
同じことが人生においても言える。
ぼくらは、「親」というものを「支え」にして生まれてくる。
けれども、あるときから肉体的、精神的、経済的に、親から独立していく。
すると、そこには「社会」という名前の恐怖の荒波が待っている。
それは怖くて怖くて仕方のない世界だ。
けれども、その「怖さ」や「不安定さ」に負けずに、じっとこらえていると、徐々に、その波の乗りこなし方も見えてくる。
そして、場合によっては「会社」を「支え」にしていた人は、独立や起業を目指したりもする。
それは、「親」や「会社」を支えにするのではなく、「ほんらいの自分」や「天」を支えにすればいいということに気づくからだ。
人間がアタマで作った「親」や「会社」という支えには頼らない。
けれども「天」に頼る。
そのためには「天」に対する圧倒的な信頼が必要になる。
「ほんとうに天が護ってくれるんだろうか」と不安があるうちは、「親」や「会社」の支えへ依存する状態から抜けきれない。
もしくは「集客テクニック」だったり「知識」だったり「不労所得」に依存するかもしれない。
いずれにせよ、天のご加護を実感するには、すべての「支え」を捨てるしかない。
天のご加護を実感してから、支えを捨てるんじゃない。
「支え」を捨てるからこそ、天のご加護を実感できるのだ。
それこそがハラのエネルギーなのだ。
ってわけで、最後にハラ・ワークの動画をもうひとつ。
ハラ・エネルギーは、かならず連鎖していく。
それは「おぜっきーが出したチカラ」じゃないから。
天のエネルギーだからこそ、連鎖していくのだ。