パートナーシップなんてない。全部じぶんの中で起こっていること。
こないだ、そう「ハラ生きオンライン道場」を募集する日。
ぼくは朝からあわただしく準備をしていて。
メルマガを書いて、送信予約して。
LINE@を書いて、予約して。
その日は、ちょうど長女の誕生日だった。
だから仕事を早めに切り上げて15時すぎには、保育園に子どもたちを迎えにいった。
それからオモチャ屋にいって、長女に誕生日プレゼントを買って。
そこから帰って、嫁さんが夕飯の準備をしているときだった。
ぼくは17時のメルマガ配信にそなえてドキドキしていた。
何名くらい入会してくれるだろうか?
20名くらい?
はたまた100名とか?
まさか2,3名だったらどうしよう…
ソワソワ。
リビングと仕事場をいったりきたり。
嫁さんは、その間、忙しく夕食の準備をしていた。
ぼくは気もそぞろの状態で、それなりに準備の手伝いをしていた。
ただ、上の空なので手際も効率も悪い。
そこで、もともと機嫌が悪かったのか、妻がキレた。
「そんなにソワソワしてんなら、こっち(リビング)きてんじゃねーよ!
もうずっとあっち(仕事場)いってろ!」
ぼくは、すごくショックを受けた。
「ああ、こいつは最低だ。ぼくがどれだけオンライン道場を気にしているか分かってない。
カード決済から、申し込みフォームの連携、自動返信の設定まで、朝から色々やってたろう?
なんで分かってくれないんだ。
なんで、すこしくらいドキドキ・ソワソワしちゃいけないんだ。
こんな理解のない妻は最低だ!!」
と。
という怒りをぶつけて、その後ひと悶着あったわけで、怒りを隠しながらも
「ここまで理解がないなら、もうホントにイヤだ」
と離婚さえ考えていた。
ただ、そうぶつけるだけではハラ生き道 創始者がすたるということで、すこし自分を振り返ってみた。
「そうか、妻が俺に言うことは、ハラが俺に言っていること…」
そう考えてみると、あることに気が付いた。
それは妻が本質的に言いたいのは
「あなたは、そんなに心配しなくても大丈夫!」
ということだったのだ。
以前にも書いたが、妻は何かあればおぜっきーをサポートする!という強い覚悟のもとで一緒に仕事をしている。
たぶん風俗でもキャバクラでも働いて家計を支えてくれるだろう。
ただ、「王子様になりたい病」が治りきってないぼくは、どうしても「おれが稼いで幸せに!」というふうになりがちだ。
すると仕事がうまくいくかどうか、ということが「重要事項」になってしまう。
だから、ソワソワしてしまう。
けれども妻としては、「何かあれば支える」と言っているのだから、おれにソワソワしてほしくないのだ。
「あんたはドッシリ構えてろ!」
というのが妻の言い分。
そう、「ぼくがソワソワすること」=「わたしが信頼されてない」なのだ。
そこにイライラが合わさると、表面上の言葉はキツくなってしまう。
けれども実は、
「仕事なんてどうでもいいから、ちゃんと食事の準備の手伝いしろ!」
というのは、僕に対する最高の賛辞なのだ。
「そんな一日のスパンで見ないで、大道を歩め」
「お前は大丈夫だから、落ち着いてやれ!」
ということを、ぼくのハラが妻を通じて諭しているわけです。
それは一点の曇りもないほどシビアで、「ちょっとくらいなら心配してもいい」というレベルではない。
「一切の心配をするな!」
という厳しさなのです。
それがハラがおぜっきーに伝えたいこと。
だから本質的にはパートナーシップなどというのはないのです。
すべては、じぶんとの関係なのです。
そして「ありえない!」と怒りたくなるくらいキツい言葉こそが、「ぼくらの本質を認める最高の褒め言葉」になるのです。
今回は、またそういうことが振り返れてよかったなぁと思っています。
そのときにソワソワしてたやつはこれです↓
あと10名くらい入会できます。