「ためらう筋肉」をスイッチオフしてしまうと、スムーズに流れ出す。
ぼくらの身体には「ためらう筋肉」がある。
じぶんのことが大嫌いなあなた、
「わたしは、自分のことが大好きです」
と口に出してごらんなさい。
きっと、胸やノドのあたりがギュッとつまる感じになるでしょう。
生きづらいあなた。
「私は周りに愛されています。そして、みんなを愛しています」
と言ってみてごらんなさい。
きっとハートやお腹に「イヤな感じ」が出るでしょう。
もしくは眉間がギュッとつまるかもしれません。
その「ギュっ」となるのが「ためらい筋」です。
坂を下っていくときに、あまりにスピードが速くなってくると、ググっと腿の筋肉に力を入れてスピードを落としますね。
それと同じ作用をする筋肉が全身にあるわけです。
その「ためらい筋」が無意識に働いている人がいます。
これは苦しいですね。
無意識に呼吸を止めている。
無意識に肩に力が入っている。
無意識に眉間にシワを寄せている。
これは苦しい。
けれども、現代人のほとんどが、この状態なのです。
無意識に身体にブレーキをかけている。
「ためらい筋」がオンになっている。
これはジェットコースターに乗ったのに、じぶんでスピードを調整してしまうようなものです。
ジェットコースターは「コントロールが効かない」のが、いちばんの「うま味」ですね。
じぶんでスピード調節できるジェットコースターほどツマラナイものはありません。
「ためらい筋」に力を入れるというのは、そういうことです。
人生の浮き沈みをコントロールしようとする。
できたらできたらでツマラナイし、できないならできないで苦しい。
これはダブルバインド、二重拘束の状態です。
ですから
「百害あって一利なし」
で、ハラ生き的に「コントロールしようとする」ことにメリットはありません。
手のひらにも「ためらい筋」がたくさんあります。
それが緊張している状態が「手放せない」「執着」という状態ですね。
そのあたりも、「ためらい筋」がオフになってくれば、マインドや価値観なども変わってきます。
「ためらい筋」をオフにするには、さまざまな方法がありますが、もっとも大切なのは
「わたしはためらい筋が緊張している」
と実感することなのです。
これは「意識化する」と言い換えることができます。
「ああ、ためらい筋が緊張しているな」
この「気づき」だけでも相当に「ためらい筋」は、リラックスしてきます。
あとは、この「ためらい筋」に、ギュッとあえて力を入れてポッと抜く方法もあります。
こちらは、程度がひどいものに使います。
そうやって、力を入れたり抜いたりしていると、徐々に「ためらい筋」が弾力を取り戻してきます。
すなわち、「ためらい筋」がオフになってくるのです。
そうすると、身体の内外がスムーズに流れ出しますね。
「ためらい筋」をオフにする方法は、こちらで公開しています。
これをやってみて、「やはり直接、教えてもらいたい」という方はコチラどうぞ♪