いつまで周囲に踊らされるのか? ~反応する生き方をやめればラクになる~
世界に反応して、踊らされる生き方をするのか。
世界のあり方よりも自分のあり方を大切にして、唯一無二のユニークさを世界に発信していくのか。
さぁ、どっちを選ぶ?
あなたは、「欲しいもの」「やりたいこと」を世界や周囲の状況に応じて決めていないだろうか。
「最近はみんなこうだから」
「こういう時代だから」
「〇〇さんが言ったから」
そうやって「好き」に理由をつけるのは、実にくだらない。
それは、自分の内側から生まれ出ずるものではなく、外界に「反応」して生まれた、「ニセの欲求」なんだ。
その欲求に踊らされぬためには、まず
「からだとこころをクリアにする」
ということを知る必要がある。
それが
「反応しない」
ということだ。
他人や周囲のあり方に反応しない。
世界のあれこれに反応しない。
ただ観察し、それを鑑賞し、愉しむ。
深刻に反応しても仕方ない。
愉しみつつ、スルーする。
それが「ハラと軸のあるからだ」なのだ。
そして、心身がクリアになり、外界に左右されぬ状況になったとき、そこではじめて「ハラからの欲求」が立ち上がってくる。
「からだとこころのノイズ」が騒がしいうちは、「ハラの声」なんて聴こえやしない。
静かに、しずかに、そっと、内側の響きに耳を傾けるとき、おだやかな確信に満ちた「ハラの声」がささやいてくるのだ。
そのためには、「じぶんの軸」というものを知ればいい。
軸をつくり、軸を感じ、軸を保つ。
言うは易し。
軸は、いかにも繊細で、すぐに消え去ってしまう。
ウソをつく。
気が逸れる。
批判する。
要らぬアドバイスする。
たったそれだけで、ぼくらの軸はどこかへ消え去ってしまう。
それほど繊細な「軸」だからこそ、つねに意識すべきものなんだ。
最後に、「軸をつくり、軸をたもつ」ことで生まれるエネルギーをごらんいただきたい。
精神論では誰も救われぬ。
具体的な体感こそが、人を幸せに導くんだと、ぼくは信じている。