”不幸が最強”説 ~さぁ、不幸になろう~
ひゃっはー!悪魔だぜ!
今日は、このエゴまみれの地球での「最強のコミュニケーション法」を教えてやるぜ。
この地球で、コミュニケーションをするうえで相手よりも優位に立ちたいならば、とにもかくにも「不幸」になることさ。
「材料」はお前の身の回りにあるものなら、なんだっていい。
手当たり次第に使えばいいさ。
「体重が多いこと」でも
「鼻が低いこと」でも
はたまた「今日の天気が雨」
ってことでもいい。
そしてなんとか
「あなたのせいで不幸になった」
と刷り込んで、罪悪感を植え付けるんだ。
そして自分が「弱者」であることを、いろんな場面で何度も何度も繰り返しておくんだ。
「わたしはか弱くて何もできない存在で、いつも苦しめられています」とな。
そして、傷つけば傷つくほどいい。
もう、何でもいいから傷つけ!
ちょっとした態度とかを逆手に取るのだ!
「その言い方って、失礼じゃないですかぁ?」
「あのときの表情に、傷つけられたんです」
「勝手に話が進んでたから傷つきました」
と、ここでも相手に罪の意識を植え付けろ。
ここからは、自分も相手も洗脳していくのさ。
「私は正しい。あなたは罪深い。私はかわいそう。あなたはひどい」
と。
こちらが「被害者」の意識を深めれば深めるほど、相手は「加害者」の意識が深まり、「自分は悪いことをしてしまったんだ」と自分を責めていくぞよ。
そしたら、もうしめたもんさ。
その罪悪感を逆手に取り、
「じゃー、そんな罪深いあなたは、つぐないのために何をしてくれるのかしら?」
と、自分の欲しいものを要求していけばいい。
相手は罪悪感にかられて、何でもしてくれるさ。
しかし、相手が何をしてくれても、けっして「感謝」などはしてはいけない。
ここで大切なのは、絶対に相手をゆるさないことだ。
そのために、どんどん相手に罪をこしらえてゆくのだ。
「こないだの〇〇はいいけど、そのときにやった仕草で傷ついた」
とかなんとか、相手を「罪悪感のアリ地獄」にハメるのさ。
傷つくかどうかは、こっちの勝手だからな。
自由自在にできるわけよ。
いいか?
とにかく「不幸」になり、「被害者」になり、相手に罪悪感を刷り込む。
これがエゴ社会での最強のコミュニケーション法さ。
同情されればされるほど、仲間もできるからな。
ぜひ、これを使って、人間関係を愉しんでおくれよ。
ひっひっひ。
ただし、この方法が通じるのは「エゴの人」だけじゃ。
一部「ハラ生き」と呼ばれる人々には、この方法は通じないから、それだけ気をつけてな!!