44%あきらめて、56%やってみる。
「世界は自分で創っていないシリーズ」第3弾です。
第1弾↓
第2弾 ↓
ちょっとまとめると、ぼくらが生きていくと
2割は勝手に「いいこと」が起こる。
6割は「ふつうの毎日」
2割は「イヤなこと」が起こる。
だから、6割の「ふつうの毎日」にアプローチしていけば、MAXで8割くらいは愉しくなるよ!
でも残り2割はシンドイからよろしく!
ちなみに、ぜんぜん「あり方」に意識を向けないでネガネガしてると、MAXで8割くらいまでシンドイ人生になるぜ!
ということでした。
さて、ここで「78:22の法則」をご紹介します。
パレートの法則では「80:20」なんですが、どうもユダヤのタルムードかなんかだと思うんですが、
「78:22の法則」
ってのがあるんですね。
それで、この数字がなんかイカしてる! ということで採用することにしました。
すると「おぜっきー2:6:2の法則」は
「22:56:22の法則」になります。
それをまとめてみると、
「なんとかできる部分:なんともできない部分=56:44」
ということになります。
どうですか?
この数字って、体感的にけっこうピンとくる数字じゃないでしょうか?
「人生は100%シナリオが決まってるんだよ」だと、なんかつまらないし、
「人生は100パーセント自分の責任!」だと傲慢すぎる。
(勝手に起きた幸せ、いわゆる”射幸”に関しても自分の手柄にしている)。
けれども
「44%は良いも悪いも、はじめから決まってるからあきらめな。けど56%は意識しだいでなんとかなるぜ」
っていうなら、いい感じで脱力しながら、愉しめそうな感じがしませんか?
すると、おもしろいことに、信頼する美容師さんが言っていた、
「髪型の4割は、才能なんですよ」
っていうセリフとも、ほとんど合致してくる。
おもしろいもので、ぼくらが「こんな髪型にしたい」と希望を持っても、頭のカタチや髪質、髪の生え方などで無理なものは無理なのだそうです。
女優さんやモデルみたいにしてくれと、無理くり似たスタイルに切っても「もとが違う」ので、すぐに崩れてしまうのだとか。
そう、この44%は「無理なものは無理。あきらめろ」という部分なのです。
そのうち22%が長所・才能。
22%は短所・弱点。
これは変えられない。
けれども「ふつう」な部分である56%は、意識とかなんとかによって変化する。
そう考えると
「病気は間違っているよ、っていうサイン」
という、病人をさらに地獄へ落とすようなおかしな考え方も、納得できる考え方に変化させることができます。
「カラダは、自分の意識しだいで56%はコントロールできる。けれども44%は、どうにもできない。勝手に起こる。そのうち22%は勝手によくなるし、22%はとくに理由はないけど悪くなる」
こうすると、努力の余地を残しながら、あきらめがつく。
また、「あきらめ」を感じながら、できるところまではやってみようという境地になりやすい。
ぼくは、そう考えます。
というわけで、次回のラスト記事に続きます。